ガットギターのネックにはトラスロッドが入っていないので、ネックが反ったりして補正するには、指板を削ったり、ネックをはずして仕込み角度を変えたりしますが、もっとも手っ取り早いのはネックに熱を加えて矯正する方法だそうです。
そこで、やってみました。特殊な道具は使いません。用意したのは
- 家庭用のアイロン
- 突っ張り棒(地震用の家具を固定するヤツ)
- 天井
※あくまで私個人の責任で自己流でやってますので、真似する時はご注意を。ただお金をかけたくなければ、こういう手段もあるよ。という1つの選択肢程度で参考にしてください。
天井から突っ張り棒でギターのボディーを固定し、ネックの1フレットあたりに同じく天井からツッパリ棒で負荷をかけてます。もともと順そりでしたので、ちょっと逆そりになるようにそっと負荷をかけます。
次は、家庭用のアイロンでネックに熱を加えます。あまりよくないかも知れませんが、熱が奥まで伝わるようにタオルを少し濡らせて蒸気が発生するようにして熱を加えました。
ある程度、熱を加えたらアイロンと布は取り除き、
これで数日放置するだけ。
2021.8.28追記
6年たった今でもネックは真っ直ぐです!